2017/02/19

相模原市 2016年2月6日の「公民館のつどい」 

手元に第41回 「相模原市公民館のつどい」の資料があります。
大変興味深いので、紹介します。

主催は 教育委員会、市公民館連絡協議会
主管は 公民館のつどい実行委員会

開催趣旨を
実行委員会がテーマについて、こう述べています。

「・・・・・・
 相模原市の公民館が担ってきた、生涯学習の成果を生かした地域づくりの拠点としての役割を再認識する機会としたいという実行委員会の想いを込めて、テーマを地域の拠点としての公民館~住民が集い、学び、活動を豊かにするために」としました。」

 つどいの流れは、官報コンクール表彰式、基調講演は内田和浩氏(元相模原市社会教育主事・公民館職員、北海学園大学教授)、パネルデイスカッション、です。

内田和浩氏のプロフィールをみますと、
S58年からH3年 社会教育主事として公民館勤務し、北海道大学大学院で修士課程後、北海道大学教授
北海学園大学院経済研究科教授

講演のレジュメを紹介します。   (当日、残念ながら私は出席できず、
            入手した資料で、松永の視点から紹介します。
            青地はレジュメ、黒字はわたくしのコメントです)

 1、はじめに
 2、全国的に見た公民館の盛衰
   近年公民館を廃止する市町村が増えている
   2つの意味がある 
   ①財政難 
   ②住民自治の強化や協働のまちづくり、教育委員会制度の否定

   しかし、一方で「公民館的機能」が地域の拠点(施設)づくりに強く求められている。=縮小化する地域社会の中で、地域の人々がつどい、学び、活動する拠点が求められている。

    (今各地のコミセンなど?)

3、相模原市の公民館史 
   =住民と行政が共に創ってきた相模原型公民館

   初期公民館(青空公民館)における自治会をベースに住民主体の
            活動の展開
   急激な都市化、人口増の中で、独立公民館の「建設と社会
          教育主事等常勤職員による積極的な支援 

        ( ・・・そうそう、市職員が過去3人はいたんです。
       3人が2人に、2人が1人になっています)

4、「相模原型公民館」とは何か・・・・
  ・「公民館事業の構造化」-学びから教育(意図的な学びの組織化)
  ・「地域重視型」公民館ー参加・自治・創造の場としての公民館

  そして、明確に
  :地域が支える「公設(協働)営」-公民館が公民館たる原則がある

     ・・・ここが他の公共施設(市民会館などの有料施設)と違う点!
     ・・・市民の要求、館長さんたちの要望、地域の声、やっぱり
        もっと真摯に受け止めてほしいです

 5、これからの公民館は何を目指すのか
 ・「人口減少社会」ー少子化と超高齢化社会
  ますます孤立化する子育て 
  2人に1人が高齢者

  :顔が見える関係での人と人との出会いと関係づくりが、                  そしてそれらを支える学び合いがますます重要になる。
  :「相模原型公民館」の再確認と再評価の必要性」
  
  問題提起として

  :合併、政令市移行後の新たな相模原型公民館の方向を考える
   公民館区という地域をどうデザインできるのか、学習支援者としての    職員の存在は。

    
6、終わりに
  これからも、相模原の
   公民館職員だったと胸を張れる自分でいたい

    (ウー。 この思いが過去のものとなりませんように)

  公民館を利用する団体、個人が、その活動内容によって、
  教育委員会の「公益性があるか、ないか」の物差しで
   無料、減免、有料と分断されることになります。
   「少々の負担、有料化」(市はこう思っている)でも、
  家計的に問題ない層、変わらずに利用できる層は
同じ頻度で利用していくでしょうが、家計的に負担が重い層は、利用回数を減少したり、サークル活動をやめたり、会議等ができなくなったり、してしまうこと危惧されるのです。

 このことは、「学ぶ自由、活動、利用する」を侵害するのではないでしょうか