2017/01/24

「過労」と高齢者、市民にも

2日間連続、「高齢者の生活保護」の相談が続きました。
両方とも女性です。
離婚を決意し、働きつづけてけているが、ひとりの稼ぎでは、国民年金、パート収入足しても、家賃払って食べていけない70歳前半高齢者、もう一人は、離婚後、20年近く
一人で、必死に働き続けてきたが、80歳台前、体ももうボロボロ状態。
しびれと傷みのある手を病院で診てもらうお金もないし、心配。

必死で蓄えてきた貯蓄も、あとわずか。
もはや、限界と、思い切って相談へ。

この方は
「市営住宅」に入れれば、なんとか、生活保護受けずにやっていけるかもしれない、と 1000倍近くの倍率の申し込みをしたが、落選。(1戸、2戸の募集に殺到する申し込み)の世界。
なにもかもを仕事に必要な車も処分する覚悟で、生活保護申請に。

目の前の方の相談をうけながら、
先日読んだ、藤田孝典氏の「続・下流老人」、帯タイトルに「下流老人は過労老人へ」がよぎる。

これまでの人生の生い立ち、兄弟、結婚、子ども等、
小説よりも奇なりのドラマチックな人生をじっくり聞きます。
必死で、必死で生き抜いてきた感があります。
贅沢など、これまでも全くしたことがない・・・話す間に涙も。
人並の人生、幸せなどなかった、と。

国民年金では、「生きていけない」!
高齢者になり、体に不調もでてくれば「働き続けられない」!

「年金」で食べていけない、生きていけない社会って
個人責任ではないでしょう!

社会保障としての生存権保障のはず。
「人間としての尊厳」、が守られる社会へ
日々の生活相談のなかから、この言葉を
生きたものとして受け止めます。
住まいと生活費、相談を受け、一緒に不動産やさんにも
行きました。
即解決にはなっていませんが、安心できるまで、笑顔がでるまで、
寄り添っていきたいと思います。

ところで、小田原市、生活保護職員が「保護なめんな」「不正受給はクズだ」のジャンパーを着て、相談業務や訪問活動をしていた、という事実がニュースになりましたが、なんという胸の痛い「事件」でしょう。

やまゆり園のあの事件をすぐに想起しました。
日本はいつの間にここまできたのでしょう!

今日のしんぶん赤旗日刊紙1面、「いま言わなければ」で、
芥川賞作家「平野啓一郎」さんが、「日本社会のやさしさを消すな」のタイトルでとても
わかりやすい、さすが言葉に真摯な作家業の方だなと感じられる文章が載っていて、心にしみ、ひかれました。
 (後日紹介します。素敵ですから。)

朝、コーヒーを心込めて入れ、ゆっくり飲む、小さな幸せ。
1日1日の幸せ、
心身の健康に気をつけていこう!
さて、今日も頑張るぞ!


上溝の春、見事な藤棚、これは去年。
今年もきっと会える!春よ来い、早く来い