2016/12/31

神奈川新聞にも、「呼ぶ赤い手、青い手」の記事が

12月31日付 神奈川新聞15面に、「街のシンボル 輝きを」のタイトルで
岡本太郎作品 修復へ

 の記事が載りました。

記事では、「市は、作品を長く市の財産として守ろうと、市は市民の
理解を得て修復に乗り出すことを決めた」とあります。

そして、
「加山市長はシティーセールスや観光振興にも活用可能」と述べた、と。
また、
「芸術性の高いものであると承知しており、一目を引き付ける魅力が
ある」とも。


1982年に設置され、2009年に市に寄贈され、市が管理、という作品です。
今、2016年ですから、市に寄贈され、市所有になってから、7年間経過していますが、残念ながら、この間は放置されたままだった、ということです。

現在の西門買い物公園にあるペンキの禿げた「呼ぶ
赤い手 青い手」です。
赤い手 青い手
こんなにペンキが剥げた青い手
痛い痛しい赤い手

確かに私は
市民のたから、市民有志が修復費用を集めるために
チャリティーバザーをするなど、2年間近く努力した来られた経過もある
ことに感動し、今回この市民の「たから」を地域振興に生かすよう、
4点のうちの一つとして、質問しました。

まず市民のたからを市民が鑑賞、感動していただきたい、「いいね、相模原」と「自慢できるよね」という感じで市民に浸透してもらいたい、との思いでしたが、
即、「観光振興」とか、「シティーセールスに」とか、正面から、まず、そのことが言われると、少々、行方が気になります。

記事で、西門商店街協同組合の理事長が
「西門になくてもいい。市民の財産として、適正に管理していただければ
安心」と話している、と。

市民のたから、はもっと、もっとありますので、地域経済活性化、地域振興に生かす、工夫を市民とともに、是非前進させていただきたいと考えています。

市民のたから、という点で前々から考えていたことですが、相模原のセールスポイントは「災害に強い」、という点ではないかと思いますがどうでしょうか?





2016/12/27

答えのない「問い」

日々忙しさに追われていますが、年末に近づくといつも
思い出され、「答のない問い」を発するのです。

「ホームレスのおじさん、(もちろん、名前はありますが)、
私のしたことは、正しかったのでしょうか」、と。

もう、10年近く前になるかもしれません。
私の住まいの近く、16号線のそばに、おじさんは、「住んで」いました。
日中は、道路の「清掃」をし、食事は小さなコンロで煮炊きしながら、
「生活」していました。

道行く人が話かけたりしています。
私もしょっちゅう見かけますので、
声をかけ、「屋根の下で寝れるよう」生活保護申請について話をしても
おじさんは
「自分は今のままがいい、今のままでいい」と。

私は気にかけながらも本人の意思次第だし、と
遠くから、見守る感じで距離を置いていましたが、
おじさんの「生活」ぶりを見て、市民の方から、
おじさんをホームレス状態から、なんとかしてほしい、救ってほしい、
との声が複数から寄せられ、
またおじさんに声をかけました。

「まだ、いい」「このままでいい」、と。

「わかった、でも、これから寒くなってくると、路上生活は大変だから、
必ず、声かけてね。」と言って、電話番号を渡しました。


12月に入り、どんどん寒くなってきました。
12月28日、役所の仕事納めの日、気になって、おじさんに
話しかけたら、初めて
「お願いしたい。役所で福祉のお世話になりたい」
と、やっと、決心したようです。

さて、役所の終了時間も迫っています。
おじさんの荷物、全財産を車に乗せ、役所に。
申請、そして、不動産さんへ。そして、お布団をカンパしてくださる
方へ。

その日のうちに、アパートに入れ、お布団で眠ることができるように
することができたのです。多くの方の好意、協力で
おじさんは、やっと、暮れ、お正月を屋根の下で、温かい
お布団で過ごすことができる、と
私は、嬉しかったのです。

その正月は雪がふりましたので、
もし、ホームレスのままだったら、どんなに寒い思いをしたか、を
想像すると、
私はおじさんは喜んでくれただろうと思いました。

正月は親戚のお祝い事があり、故郷の奄美大島に
帰郷していましたので、1月4日、帰ってきて、すぐに
おじさんのアパートに行ってみました。

すると、
なんとなんと、
おじさんがいない、
「失踪」したのです。

どうしたのでしょうか。
福祉事務所の職員さんも、関係機関とも連絡しながら、
探したことでしょうが、「いない」

荷物もなにもかも、おいて、本人だけが、いない。

わけがわからない、
何故、何故・・・・・・

おじさんは、ホームレスの方が良かったのだろうか、
「屋根の下」はいやになったのだろうか

12月28日、お正月、雪

毎年のように思い出され、「答のない問い」が・・・・

2016/12/25

相模原 公民館関係資料②-全体利用実態

公民館の有料化問題を考えるにあたって、「そもそも、公民館とは」の
原理原則から考えることと、利用実態と財政的課題 の側面から考えていくことが必要だと思います。

市教育委員会が有料化を市民に、利用者に求める根拠が、「受益者負担」・「公平論と「財政的課題」=財政が大変で、今後「維持管理」ができなくなるから、ということからも、この部分です。

何故、無料であるべきか、前回、市民からの声、平塚市の社会教育委員会議の要望書を載せましたが、日本国憲法、教育基本法、社会教育法、公民館法、法的関連があると考えます。

博物館や図書館のように、「無料でなければならない」=「利用料を徴収してはならない」と条文として定められてはいませんが、根本思想は
無料であることが前提ではないかと思います。


 実態という点で資料から紹介します。(H28年版 公民館資料)から

  ●公民館数 32 【旧市23 城山1 津久井2、相模湖2、藤野4】
  ●公民館利用者総数  176万 882人
      
  ●公民館は「団体利用」が基本ですが、  
       利用団体総数   134,772団体 
       利用登録団体数   6,775団体 
        (H28.3.31現在 Sネット対応 23館)、拠点登録をし、ネッ   トで申し込み 可)

  ●利用率 全体 66%
     最も高い公民館で、83.3%  
     最も低い公民館で、 8.4%

   今取り組まなければならない課題は、公民館の利用向上、活性化ではないでしょうか。
  高齢化、少子化時代、地域課題を地域住民と共に取り組むことが求められています。
 学び、実践できるちから、まさに、公民館が現在求められていることです。

  
     




2016/12/24

 朝日新聞記事から 岡本太郎 「呼ぶ 赤い手 青い手」


岡本太郎作「呼ぶ  赤い手、青い手」



12月20日の一般質問で 岡本太郎オブジェ 「呼ぶ 赤い手
青い手」を早期修復 対応を求めたこと対し、答弁は、

「この作品は、著名な作者によって制作された芸術性の高いものであると承知しており、一目を引き付ける魅力がございますことから、美術品として市民の目を楽しませるだけでなく、シティセールスや観光振興にも活用可能であると考えている。現在、経年変化による傷みもございますことから、こうした部分の修復を含めまして、専門家の意見等を伺いながら、本作品の活用方法について検討してまいりたいと考えております。」


前向きな答弁で嬉しい、よかったな、と思うのですが、
うーん
こんなになるまで、
うーん、
やっと今?気が付いたん?

って気がするんですが・・・

23日付け、朝日新聞にも載りましたが、市民の反響も寄せられました。
若い世代からも、ペンキのはげたオブジェに心傷んでいた、友人も言っていた、との声が届きました。

芸術作品があのような『傷み」の状態だと、確かに、心が「痛み」ますよね。
市の「たから」なんですから。
ま、今後を、注視していきます。


2016/12/22

相模原 公民館関係資料①ーなぜ無料であるべきか

公民館使用料はなぜ無料であるべきか? ・・・・資料から


①相模原市に寄せられている市民団体からの要望書では・・(紹介)
                (情報公開請求で入手できます)

 「・・・・、相模原市の公民館は長い年月をかけて整備され、地域でコミュニティをつくり主体的に学び活動する市民が育ち、社会教育施設としての
役割をみごとに果たしてきました。

 「公民館」といえば相模原と言われるほど、他市からも認められる財産(たから)を無くしてしまっていいのでしょうか?

 有料化すれば公民館は「公民館」でなくなり、単なる貸し館になり、社会教育の拠点としての機能を失うおそれが大きくあります。

 時代や社会のありようが変わっても、変えてはならないもの、守るべきものがあるはずです。むしろ、こんな時代だからこそ、人が集い、結び合い、
学びあい、ともに育つ拠点として、公民館は必要なのではないでしょうか。
 学習権は、一人ひとりの市民が自己を形成し変革しつつ、社会とのかかわりの中で、自分らしく生きていくための生存権としての権利であり、社会教育の機会の保障は自治体の重要な責務です。

 教育委員会には、これを守る責任があります。
子どもの貧困、子育ての困難さ、孤立や引きこもりなど難題が山積し
人間関係をつくりにくい今の地域社会を、温かいぬくもりのある誰もが生きやすいところに変えるために、公民館の活動を守る(維持する)だけでなく、活性化させることこそ、教育委員会・生涯学習課が果たすべき役割ではないでしょうか。・・・・・・・・・・・」


②平塚市社会教育委員会議  平成18・19年度
  「これからの公民館のあり方について」
   ~地域の特性を活かした公民館活動~
       (提言)

 P14  5 有料化、民間への管理委託
        (1) 公民館有料化について

「近隣の市では受益者負担を有料化の理由の一つにあげているようである。地域コミュニティに深くかかわる学びやつどいをその他の事業のようと同じレベルで受益と捉えるのであれば、その受益者は個々の公民館利用者ではなく、その地域そのものではないだろうか。昨今の、独居老人の孤独死、育児疲れからの児童の虐待死など相次ぐ痛ましい事件も、人間関係ひいては地域コミュニティの希薄化と無関係ではない。

また、今後想定される地震等の自然災害に向けての安心・安全なまちづくりを進めるうえでも、地域コミュニティがいかに機能するかがカギとなるはずである。自治会の「つどい」「ふれあう」ことによって地域コミュニティが強化されることは間違いない。「受益者は地域である」という基本的な姿勢のもと、その中心的存在である公民館をすべての地域住民にオープンにしておくことが大切であろう」

2016/12/21

相模原 公民館有料化 一般質問 2問目


12月20日の一般質問の2問目以降は「1問1答制」でおこないました。
一般質問は、自分からの質問だけの時間で一人20分、答弁の時間は含まれません。質問の内容と時間管理をきっちりと考え進めなくてはなりません。

今回は「一括、1問1答制」でおこないました。
まず、1問目を登壇しておこない、「質問席」で、2問目以降を、1問に対し、答弁をいただき、また、質問する、という流れです。

聞いている人にわかりやすい利点があります。

日本共産党議員団は公民館有料化問題を連続して行ってきました。
今12月会議では、代表質問、そして、一般質問でさらに深めました。

以下2問目以降の質問です。


 
まず、公民館利用の実態ですが、市教育委員会発行「H28年度版公民館資料」からみていきます。

 
全公民館の利用者数は、176万882人、利用団体数は134,772団体で、

公民館の利用団体区分でみますと、公民館主催事業、学習・文化、体育レク、青少年関係、社会教育関係、一般成人、政治経済、官公庁と区分されています。

今後、この団体のなかから、無料団体、有料で減免団体、有料団体と、線引きをしていこうと考えておられる、ということのようです。 

公民館主催事業は無料を考えておられるようですが、公民館主催事業参加団体数は、11,171団体、参加人数は 379,688人です。

こうした利用実態をふまえ、教育委員会が示す有料化の2つの理由、財政的課題と受益者負担について、再質問をおこないます。

 受益者負担という考え方についてです。 

   趣味的活動が「私益」だからとか、「公益的ではない」から、として有料化になる可能性があるわけですが、公民館主催事業において、「芸術・芸能・趣味・教養」等の内容があり、その事業領域別の参加は、H28年度は全主催事業のうちの趣味的活動が、53%を占め、112、661人が参加しています。

公民館主催事業なら、趣味的活動でも、無料で、住民がサークルをつくり自主的活動として行うと、有料、という区別をつくろうとしているわけです。

理解できませんが、この違いはどのような考えに基づくものなのか、伺います。

 
「公益性」で有料、無料を線引きするとしていますが、同じ内容の活動でも、減免になる団体と減免にはならない団体が生じる可能性も考えられますが、この「公益性」の判断基準について、1問目で、教育委員会としてのお考えがしめされませんでしたので、再度伺います。

  利用者と利用しない人との公平論についてです。

公民館は誰もが利用できるはずの施設として存在しています。利用する、しないは、その人の選択の問題です。有料化の根拠を、公平論におくことは、筋違いではないかとおもいますが、考えを伺います。


次に利用者減少の恐れについてです。

利用料は、面積に応じて決める、としていますが、このことは活動内容で、ホール、大会議室等広い面積を借りざるを得ない、そこしかあいてないなどの時には、その団体、一人ひとりに負担が大きくなることは明らかです。

また、教育委員会の分析では、利用推移では、利用団体数と利用人数は増えているが、サークルの小規模化がみられるとしています。小規模数ということは、一人ひとりの負担は大きくなるということです。このことから、利用回数、利用人数の減少が危惧されますが、この点についてどうお考えか、伺います。


次に財政的課題という点からです。

教育委員会は、財政が極めて厳しいから、使用料負担をしていただかないと、施設維持ができない、と説明しています。

しかし、そもそも、何故、6億円なのか、市の全体財政はどうなっているのか、税金の使い方は、どのような考えで優先性を考えるのか、の説明はなく、教育委員会が財政危機感を市民に示すことは、腑に落ちません。
 

税金の使い方の問題と考えるからです。

 
ここまで、厳しいとしながら、一方で、何故、巨額を必要とする大型事業に税金がどんどんつぎ込まれるのか、そのことが、財政的に可能な状況なのか、という点です。

一例ですが、先日示された、総合計画後期実施計画では、「広域交流拠点整備計画」関連には、3年間のなかで、約45億円投入する計画となっています。今後横浜線の立体交差化や、橋本の京王線の駅移設などをも想定すての計画ですが、このことが可能な財政状況だということでしょうか。

市民に財政危機を言いながら、優先的に大型開発はすすめようとする・・税金の使い方が市民の望みから乖離していると言わざるをえません。

 
このことは市全体の財政の問題ですので、財政を動かす市長のお考えを伺います。


地域の宝・魅力発信についてですが、時間の関係で、4点だけを今回質問させていただきました。

尾崎咢堂記念館の整備事業と偉業を発信する事業について再質問いたします。

記念館については、公共施設の保全・利活用基本指針に基づいて、検討を進めていくとのご答弁ですが、今後どのように、検討を進めていかれるのか、伺います。

また、市民協働提案事業として行っている事業の今後ですが、市の宝として位置づけ、市としての支援として、なにが行えるのか、考えていく時ですが、さらなる発信事業について、お考えを伺います。


本市は貴重な文化財と宇宙科学研究の最先端、JAXAが存在する、ロマンに満ちた市であることは、市の魅力です。

文化財の保護と活用について、「呼ぶ赤い手・青い手」、ハナモモなど、前向きなお答えもありましたので、今後を期待したいと思います。


市は平成16年 市政50年周年記念事業として「さがみはら まち自慢50選」を広く市民から募集、2234点が寄せられ、そのなかから25000票の市民投票で、観光、自然、名所、歴史、文化財、施設、建築物、街並み、産業等の分野から、自慢したい50点が選ばれました。

 いろんなことがあった相模原の1年でした。なにを大切に守っていくか、誇りとしていくか、です。

公民館はじめ、長い歴史を経て、市民の宝、誇り、魅力と感じていることを、現代にあわせ、さらに生かして、市民満足の高いまち、安全、安心のまちづくりを市民とともに作り上げるときと考えます。

 
 各部署、各施設の管理者、区役所や観光振興の部署、シティーセールスの部署が連携することはもとより、地域の民間施設・企業とも協力して、市の魅力がさらに市内外に届くよう、一体となった取り組みを行うことを、要望、期待をし、

 

以上で質問を終わります。
 
 
 
 今回、2問目以降は答弁を想定して、自分の、再質問意見、要望等を考えておきました。

議会傍聴は全く今回が初めて、という72っ歳の女性が、「わかりやすかった」と感想を寄せてくださいました。
始めての傍聴者にとっても、内容、流れがわかりやすいようにと、言葉や
流れも考慮しますので、この感想はとても嬉しかったです。

2016/12/20

相模原 公民館有料化問題 一般質問

本日、一般質問を行いました。

テーマは「地域の宝・誇り・魅力を地域振興に生かすことについて」です。

1)本市で開催された全国公民館研究集会で本市は何を発信したのか
2)公民館の貸室利用に係る使用料導入について
3)地域の宝、魅力発信について
 ア、相模原の文化財の特徴と活用の現状、今後の取り組みについて
 イ、尾崎行雄を市民に広く周知する活動への支援について
 ウ、岡本太郎の「呼ぶ赤い手・青い手」について
 エ、市が発祥の地である、ハナモモの木について

公民館有料化について、教育委員会が12月8日で、全公民館運営協議会への説明会を終了し、庁内検討に入っていこうという段階です。
これまで、日本共産党市議団は連続して質問してきましたが、改めて、
この間の経過、議論を踏まえて、質問しました。

今回は公民館利用の実態と教育委員会の考え方の矛盾、公民館のあるべき姿、等について、取り上げました。

1問目は以下の通りです。
答弁と2問目以下は、議会録画放映でご覧ください。
今後、関連資料等、紹介していきます。




日本共産党の松永千賀子です。 一般質問を行います。

 

先人たちが大切に守ってきた地域の宝・誇りに目を向け、本市の魅力を市民自身が認識し、市内外に発信し、地域経済循環、内発型経済振興に生かすことを求めて、順次伺います。

 

まず、まさに、本市の宝である公民館についてです。

本年825日から2日間にわたり、本市を会場に38回全国公民館研究集会神奈川大会が、行われました。本市にとって、初めてのことです。

 

 本市の公民館活動、社会教育活動は「住民主体、地域主義、教育機関として、貸館の無料」の4つの原則を大切にして運営され、全国的にも評価されてきましたが、本市の公民館活動について、今回の集会では、全国に何をアピールしたのか、伺います。

 

日本共産党市議団は、様々な観点から、公民館は無料を継続すべきであることを繰り返し、主張してきました。

これまでの議論、そして、この間の経過を踏まえて、質問いたします。

 

市教育委員会は、9月から各公民館運営協議会をまわり、12月8日で32館、全公民館での説明、意見徴集が終了しています。日本共産党市議団は、直接議論をお聞きしたいと、ほとんどを傍聴させていただきました。

様々な質問ご意見がよせられていますが、現時点で、教育委員会はこれらの意見要望をどのように受け止めているか、まず伺います。

 

今回の説明会で、有料か、無料か、減額、免除の対象であるかどうかは、公益性があるかどうかで判断していく、との考えが示されました。「地域還元」については、先の社会教育委員会議で指摘されたことですが、ここでは、公益性の判断基準、減額、免除の基準の考え方について、伺います。

 

説明会では、全公民館のコスト6億円を、100%負担してもらうとしたら、として示された料金例に委員の方の驚きや質問に対し、担当職員は「利用者に配慮した料金設定や減免を行っていきたい」と回答しています。

委員からの無料継続を求める意見や有料化に対し、鋭い反対の声もありましたが、説明会の流れは、全体的には、先に有料化ありきの説明会でした。

 こうした説明会の在り方についても批判的な声も出されました。

全公民館の維持管理コスト6億円のうち、市民に負担を求めたいとする負担割合の考え方について伺います。他の「公共施設」と同じ考え方に立つのか、どうか、という点です。

 

利用者の負担割合に配慮した料金設定とは、具体的に何を示しているのか、という点です。

 

今年から値上げになった42公共施設は、市の最終目標額に近づけるために、3年ごとの見直しをしていく、つまり、その都度の値上げの可能性がありますが、先の9月会議では、公民館も他の公共施設と同じように、定期的に見直ししていく、と明確に答弁されています。公民館も低額での使用料で出発しても、見直しで、値上げされていくということになるのではないか、という点です。

 

施設運営のコストが上がれば、当初の使用料よりもあがるのではないか、また、利用団体の構成員がすくなくなれば、一人ひとりの負担額が高くなる、ということが生じてくる可能性も考えられます。お考えを伺います

 

当初から有料を想定して建設される、公共施設と違い、公民館は社会教育施設である、という基本的考えから根本的に乖離してしまうことになるのではないでしょうか。

私たちは、これまでも、いろいろ述べてきましたが、ここで、

様々な市民団体から市に無料継続を、の要望書が寄せられています。関連する部分を紹介いたします。

「公民館といえば相模原と言われるほど、他市からも認められるこの財産(たから)を無くしてしまっていいのでしょうか?

有料化すれば公民館は「公民館」でなくなり、単なる貸し館

になり、社会教育の拠点としての機能を失うおそれが大きくなります。時代や社会のありようが変わっても、変えてはならない、もの、守るべきものがあるはずです。

むしろ、こんな時代だからこそ、人が集い結び合い学びあい、ともに育つ拠点として、公民館が必要なのではないでしょうか。学習権は、一人ひとりの市民が自己を形成し変革しつつ、社会とのかかわりの中で、自分らしく生きていくための生存権としての権利であり、社会教育の保障は自治体の重要な責務です」

以上ですが、市民にとって、相模原の公民館活動をいかに誇りにしてきたか、がひしひしと伝わります。

 

市の宝として、引き継いできた、公民館活動をさらに、時代が求める、地域課題を市民とともに、担う拠点として、また、出会いの場、生きがい作りの場、誰にも開かれた公共施設として、利用できるよう、使用料無料を継続すべきと考えますが、再度伺います。

 

次の項目では、市の魅力、宝を地域振興、地域経済循環にもっと生かしてほしいとの観点から、数多くある中から、時間の関係で、まず4つを取り上げ、具体的に現状、取り組み、今後についてのお考えを伺います。

 

まず、1つは相模原の文化財の特徴と活用の現状、今後の取り組みについてです。先日、民間の冊子「相模原ウオーカー」が発行され、その中で市の貴重な文化財が取り上げられていました。

国内唯一の約2万年前の日本最古の住居跡がある田名向原遺跡や南区の磯部にある幕末期の豪華な旧中村家など、全国的にも貴重な文化財が紹介されています。私も緑区の文化財の発掘現場や、中央区、南区の現地に行ってきました。歴史を保存し、伝える仕事がこうして緻密に続けられていることに感動しました。

文化財的に極めて価値ある、貴重なものが本市にあること、市民にまだまだ、十分に知られていないのではないかと思います。市民に知っていただき、見ていただく、教育等で活用していくなどで、本市の魅力再発見につながるのではないかと思います。本市の文化財の特徴と魅力発信の取り組みについて伺います。

 

次に、尾崎行雄を広く市民に周知する活動への支援についてです。

 尾崎咢堂を全国に発信する会が長い間、様々な活動をされておられます。

先日も尾崎咢堂記念事業としての第14回演説大会が行われ、若い世代の現代に生きる思い、を演説、弁論として発信する姿に私は大変感動しました。

ITの時代、インターネットで情報が飛び交う時代ですが、心から心に訴える、「言葉」の力を感じました。

全国の自治体を紹介する「都市データパック」のなかで、相模原市の出身者の最初に紹介されているのが、尾崎行雄 (政治家)です。国会でも超党派でその偉業がたたえられています。

憲政の神様と謳われる尾崎行雄記念館が生誕地津久井ありますが、建設後60年を過ぎており、老朽化が進んでいます。今後の整備計画や維持管理について対応が必要ですが、どのように考えておられるか、伺います。

 

 また、2014年度から市民団体と協働して「尾崎咢堂記念館活性化事業」を進めてきたと思いますが、今年度で最終年度を迎えますが、その成果と今後の取り組みについて伺います。

 

西門買い物公園道路にある岡本太郎作品「呼ぶ 赤い手・青い手」は、1982年に商店街活性化のために、制作された作品とのことですが、世界的にも著名な岡本太郎作品でありながら、今まで補修がされず、貴重な美術品としての価値を失う恐れがある事態となっています。

 住民有志が修復費用を集めるためのチャリティーイベントを行ったこともあったようですが、修復に至らず、今日に至っています。

2009年に西門商店街協同組合から市に寄贈されていて、現在は市が管理する立場にあります。岡本太郎作品は再評価されており、市民にとって、身近な地域で鑑賞することができることや、また、市所有の貴重な芸術品、地域資源ということから、シティセールにも生かせるよう、活用方策等を考えていく時ではないかと思いますが、見解を伺います。

 

最後に市が発祥の地であるハナモモを市民にお知らせしていくことについてです。ハナモモは、横山公園にあった旧県園芸試験場相模原分場で、1973年から長年、品種改良を重ねてきたもので、花がさいている期間も長く、花の色も白、ピンク、赤色のグラデーションので、目を楽しませてくれます。

相模原の市の花として象徴的な花はいろいろありますが、合わせて、ハナモモは相模原市が発祥の地、という点を、もっと市民に知っていただき、市に広がることで、市の雰囲気が変わり、市の魅力として、イメージアップにもつながるのではないかと思います。

 市民へのお知らせを工夫することについて、お考えを伺います。

 

以上で1問目を終わります。