2016/02/21

一歩前進2歩後退、3歩前進へ


先日ホームレスで、食べていけない、所持金もない、生活保護の相談があり、一緒に
生活支援課に相談、生活保護につながった青年からです。

彼は電話もなかったので、2度ほどアパートを訪問しても留守、
会えずじまいで
心配していたとき、私の携帯に電話が。

第1回目の保護費がでて、携帯を買うことができたようで、電話をしてきてくれたのですが、どうも、様子がおかしい。

暴言を吐いたり、ホームレスのほうが良かっただの、
未来ある青年の言葉とは思えない投げやりや人生を捨てたような
悲しい言葉が次々と。

気になる言葉を残して電話がきれました。
彼は、話している途中で電話を切ったのです。

その後こちらから何度電話をしても、出ない。
ケースワーカーにも連絡をし、
是非訪問し、よく様子を見てほしい、メンタル的にも気になるし、と。

気になりながらも、日々の忙しさのなかで、
あっという間に日にちがたちましたが、今日、夜9時に電話があったのです。

先日は大変失礼なことを言いまして、
すみませんでした、
自分はどうかしていた、
どうしてあんなことをいったのか、自分でもわからない。
不安なこと、解決できないこと、
いろんなことがあって。
不安で不安で、と。

たった一人で、友人や両親もなく、兄弟との交流もなく
(兄はいるとのことですが、交流はまったくなし)
中卒の彼は、「友人」といえるような人はいない、と。

孤立、孤独、
将来への展望が持てない人生
虚無感。
社会とのチャンネルがない人生のただなかなのです。

アパートの件、仕事の件、住民票の件、
一つ、一つ、片づけていくしかない、
焦ることはない、慌てることはない、
今日1日を丁寧に、投げやりにならないで。
過去はもうやり直しはできない、
明日はおもい悩んでも仕方がない、
今日1日を丁寧に精一杯、頑張ろう、

光が見えてくるところまで、
いつでも、電話してきていいからね、
と。
若いのだから、人生これからだから。

今の社会、決して「公平」ではない、
「自由」はだれにもあるわけではない、
決してまだまだ、「いい時代」ではない

でも、
それでも、生きていく、
自分がこの世に生きている意味
生かされている意味、
いつか自分で手にすることができるまで。