2013/05/19

社会保障の改悪、後退を許すな

昨日は相模大野で行われた、社会保障協議会総会に出席しました。

市内様々な団体で構成されています。

第1部では、相野谷安孝氏の講演がありました。権利としての社会保障の歴史、資本主義社会の中で生まれた制度で「人間らしい労働と生活の保障」「富の垂直 の再分配」「この間日本で新自由主義、構造改革によって、権利から自己責任への考え方や財源を負担と給付の公平論のなかで、変遷してきていること」など、 権利としての社会保障が考え方も制度設計も変えられて、後退してきていることについて、歴史的な概略の話が始めにありました。



次に、日本の中の進行している「貧困」の実態について、具体的な事例、数値で示されました。



次に、現在検討が進められている「社会保障制度改革推進法」の内容、今後の一層の改悪の露払いとしての生活保護基準引き下げの内容と影響について、TPP 参加で医療はどうなるか、国民皆保険制度が崩れること、混合診療の解禁で、医療もお金次第、医療差別がまかり通っていくこと、など年金、介護、医療等社会 保障のあらゆる分野が一層後退させられること、それなのに、国民に向けては、社会保障のために消費税増税を」と。

増税と社会保障後退、ふんだりけったり・・ではありませんか!。



参考資料のなかで、2015年度までのの負担増が示されています。

以下の通りですが、本当にこのまま進むと大変な負担増です

2012年度

医療介護保険料の引き上げ

年金減額 0.3%

年金減額 特例水準の解消 0.9%

年金保険料の引き上げ

子ども手当減額

年少扶養控除の廃止など

           合計  3兆1000億円

2013年度

医療介護保険料(協会けんぽ、国保)   不明

年金減額 特例水準の解消 0.8% 6月実施

年金保険料の引き上げ

復興増税(所得税)

           合計  1兆3000億円



2014年度

医療保険料(後期高齢者、協会けんぽ、国保)   不明

年金減額 特例水準の解消 0.8% 6月実施

年金保険料の引き上げ

復興増税(所得税)

復興増税(住民税)

           合計  1兆4000億円



2015年度

医療保険料(協会けんぽ、国保)   不明

介護保険料             不明

年金減額 特例水準の解消 0.9% ?月実施

年金保険料の引き上げ

復興増税(所得税)

復興増税(住民税)

 合計  1兆5000億円

 

 増税、引き上げ幅が不明のものもありますが、毎年負担増となっていくこと、これにインフレ、消費税増税となると、「消費」がすっかり冷え込んでしまうではありませんか。

私達、市民生活のどう影響してくるでしょうか。



今日は、午前中は宣伝カー、午後から訪問活動を行いました。

そのとき、夫さんがなくなってから、一人でほそぼそと八百屋さんを続けているおばあちゃんが、「消費税が増税されたら、この店はたたむ。 もう、やっていけない」と。

このお店、地域の「たまり場」的なお店で、古い小さなお店にお客さんの誰かしらが、座って、お茶など飲んでお店のおばちゃんとお話しているのです。

こうしたお店や零細事業者を直撃する消費税、7月選挙後に景気判断し、実施するようです。

おばちゃんは、私に何度も、なんども、「頑張ってよ、頑張ってね」と言います。

ぎりぎりのところで頑張っている人の声は切実です。後はありません。

「くらし」を守る、まさに勝負です。